着物を男性物にリメイク

男性でも着物をお持ちの方が多いですが一度も着用していないままタンスにしまいっぱなしの方も多く、男性物の着物を女性物の着物に仕立て直したりすることはありましたが、最近は洋服に仕立て直される方も増えてきました。ジャケットやコート、シャツなど意外と色々な洋服へと生まれ変わりますのでお気軽にご相談ください。

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◆ 男性物の着物再生相談例

  • 父親の着物を何かに再生したい
  • 自分の着物をジャケットやシャツにしたい
  • 女性用の着物を男性物にリメイクしたい

※ 当店保有のパターンで制作する場合はパターン代はかかりませんが、お持ちの洋服の複製や他のデザインから制作する場合は、型紙代(パターン代)が場合3,300円~5,500円程度(デザインにより異なる)がかかる場合があります 

※ 作務衣やシャツ類は着用者に違いサイズのパターンで制作します。

制作事例

◆ 埼玉県のお客様(郵送)

女性物や男性物の夏用の着物を男性物にリメイクさせていただきました。麻や紗・羅など着物特有の良さを洋服でも活用できるのは素敵だと思います。

着物の状態ですとほとんど手を通すことはないと思いますが、洋服になりますと気軽にご着用が可能です。今回のお品はすごくシンプルなものでしたので元々着物だと分からないかもしれません。

郵送でのやりとりのため完成までに途中でサイズの確認で試着などしていただきながら制作させていただきました。

納品後にすぐにお客様からも素敵に仕上げていただき感謝しておりますと返信いただきました。

麻の着物から男性物の長袖シャツ
麻の着物から男性物の長袖シャツ
麻の着物から比翼仕立てのジャケット
麻の着物から比翼仕立てのジャケット
羅と紗からアロハシャツ
羅と紗からアロハシャツ

◆ 東京都のお客様

ひげ紬からジャケットを複製させていただきました。お預りした際に着物にカビが出ていたためカビ取りと丸洗いを行い制作させていただきました。

男性物は女性物と違って肩回りや内ポケットなど色々と手間がかかりますので女性物を専門にやっているところでは難しい場合も多いみたいです。

時間はかかりますが丁寧に制作させていただきました。

【お客様からの声】

ジャケット、先ほど受け取りました。

素晴らしい仕上がりです。ありがとうございます。
サイズもぴったりです。
遠目には普通の紺系ブレザーに見えるかもしれませんが、よくみると明らかに特別な素材で、とてもおしゃれだと思いました。
どんな場面に着ていくか考えるのが楽しみな一着です。お代は、先ほど振り込みました。ご確認ください。

ありがとうございました。 

ひげ紬から男性物ジャケット
ひげ紬から男性物ジャケット

◆ 大阪市のお客様

男性物の定番の大島紬アンサンブルからジャケットの制作です。過去に同じものを何度か制作させていただきました。

男性物は女性物と違って柄の細かい物が多くパット見た感じは着物で作ったと分からないかもしれませんが、着物好きな方ですと目が止まると思います。

ジャケットやコートにするこで着用頻度は多くなると思います。


大島のアンサンブルからジャケット
大島のアンサンブルからジャケット


◆ 大阪市のお客様

当店は和裁士も在籍しているため着物から着物への再生も行っています。

今回のご相談は、女性物の大島紬(訪問着)を男性物に仕立て直しさせていただきまいた。元々の女性物は身長160㎝くらいの普通体型の方から、175㎝くらいの普通体型の男性へと仕立て直しです。裄が1尺7寸5分(約66㎝)から2尺(約76㎝)まで長くなりますので反物の幅が足りないため裄は接いでいます。

衿部分の共布を接ぎに使っていますのでよく見ないと接いでいることが分からないと思います。

また男性物は女性物と違い胴裏が通し裏になります。大島でも柄合わせのあるものでしたがそこまで派手さもありませんので男性でもご着用できるかと思います。

次の写真は左側がお預り時点の着物で右側が男性物に仕立て直した作業後です。

左側が作業前
左側が作業前

◆ 奈良県のお客様(来店と郵送)

お父様の着物を活用して普段に着用できる羽織やパンツを制作したいというご相談でした。他店にも色々ご相談に行かれたみたいですが、良い返事がもらえなかったとのことです。

40年以上くらい前の着物でしたが状態も悪くなく涼し気な感じの生地でした。ご相談内容は作務衣風の上着と作務衣風のパンツでした。上着は和裁士が制作し、パンツは縫製職人が制作しました。パンツはなんと袴から作っています。

また残布で陣羽織も制作させていただき喜んでいただきました。当店は和裁士も洋裁もできる職人がいますので幅広く対応可能です。

【お客様から頂きました】

お客様の声
お客様の声


◆ 茨木市のお客様(染め替え)

お父様の男性物の白大島のご相談です。男性の方はアンサンブルを誂えても着用されていない方が多いですが、こちらの着物はご着用頻度も多く、茶色く変色したシミが多数ありました。

全体に小さな茶色く変色したシミが多数ありました。大島紬のような先染めの着物は染み抜きが難しく、特に絣のような柄がにじんでしまうリスクが高いので染み抜きが難しい部類になりますので、シミが目立ちにくいよう茶系に染め直しさせていただきました。

上段が作業前
上段が作業前

◆ 大阪市のお客様(リメイク)

男性物の大島紬のアンサンブルを何かに作り直したいというご相談でベストと作務衣を制作させていただくことになりました。

男性物の大島はすごくシンプルなためパッとみた感じでは、着物と分からない人も多いと思いますが、大島ならではの軽さとしなやかさは洋服にしても着やすくて人気があります。

左側がベスト、右側が作務衣
左側がベスト、右側が作務衣

制作事例(クリックで拡大)